聖者無双(第2巻)のあらすじ・ネタバレです。
6話 訓練1 武術の才能(3)
ブロド(冒険者ギルドの教官)、グルガー(冒険者ギルドの料理人)に他の冒険者からの視線のことを聞いたところ、ルシエルが冒険者ギルドを出ていかないか心配したブロドが監視させていたのだと分かりました。ルシエルは1ヶ月は出ていかない契約なのだからと監視をやめさせます。
特訓の日々は続き、契約の1ヶ月はあっという間に過ぎました。1ヶ月では実戦には程遠い状態ですが、治癒士ギルドにお布施もしなければいけないため、お金を稼いだらまた特訓をお願いするように頼みます。
ブロドはお布施は払うからまだ冒険者ギルドに残って欲しいと伝えます。それはルシエルが傷ついた冒険者をヒールすることで、冒険者たちの死亡率が下がっているためです。
ルシエルはブロドからお布施代を受け取り、まだしばらく特訓を続けることにしたのでした。
7話 物体Xと少しの変化(1)
特訓を続けて3ヶ月が経ち、体術レベルがⅡ、聖属性魔法はもうすぐⅣという状態まで成長しました。
そんな中初めての休暇をもらいますが、やることがないため厨房で魔物の解体の仕事を手伝うことになります。
ルシエルにとって、初めての魔物の解体は精神的に少しきつかったようで落ち込んでしまいます。そこにナナエラ(冒険者ギルドの受付嬢)が声をかけてきました。
8話 物体Xと少しの変化(1)
初めての解体作業で精神的なダメージを受けたルシエルですが、ナナエラの励ましもあり元気を取り戻します。
それから少しした頃、また休日をもらいました。今度はこの世界のことに無知なルシエルのために、ナナエラが勉強を教えてくれることになりました。
特訓の日々もあっという間に半年が経ちました。ルシエルは体が成長し服のサイズが合わなくなったため、ナナエラと街に買い物に出かけますが、そこでモニカ(治癒士ギルドの受付嬢)の悲鳴が聞こえ急いで駆けつけます。
9話 成長と巣立ち
重症のモニカを助けたルシエラは、いったい何があったのかと尋ねます。
モニカの知人が治癒院にて法外な値段を請求されたことに抗議したモニカへの報復ではないかと言います。
おそらく犯人はボタクーリという街1番の治癒院の治癒士なのではないかとのことです。ルシエルは自分はそうはならないと心に決めます。またモニカは冒険者ギルドで匿ってもらう事になりますが、しばらくしてから冒険者ギルドの受付嬢としてそのまま働くことになりました。
時は流れて、あっという間に特訓を開始してから1年が経ちました。成長したルシエルはついに冒険者ギルドを出て治癒院で働くことを決めます。こうして惜しまれながらも冒険者ギルドを後にしました。
10話 Uターン歓迎会と動き出す闇
冒険者ギルドを後にしたルシエルは治癒士ギルドに向かいます。治癒士ギルドで今後のことを考えているところにブロドが現れます。
ブロドは正式にルシエルを冒険者ギルドの常駐治癒士として雇いにきたのです。ルシエルとしては、お金のことが解決できるのであればまだ特訓したかったためこれを受け入れます。
こうしてわずか1時間で冒険者ギルドに戻ってくることになりましたが、みんなに歓迎され、ルシエルは冒険者ギルドの正式な職員となるのでした。